

府中市は東京都のほぼ中央に位置し、人口約26万人と都内では23区を除き、八王子市、町田市に次いで人口が多い街です。 市内には350を越える公園があり、多摩川が市南部に広がる自然豊かな環境ながら、都心へのアクセスのしやすさもあり、人口が増え続けている都内でも人気の町です。
市内には京王線、JR南武線、JR武蔵野線、西武多摩線の鉄道駅があわせて17駅点在し、都心はもちろん、西は高尾山・山梨方面、北はさいたま副都心、南は川崎方面へと東西南北へのアクセスも良好です。
これは府中が武蔵国の国府が置かれた地であり、府中を基点に交通網が発達していったことに影響されています。


府中は新宿から京王線特急で約25分の場所ながら、都内では体験できない、魅力的なスポットがたくさんあります。
「競馬場」、「ビール工場」、「戦闘機」、「農園」、「卸売市場」、「ちはやふる」、「宿場町」、「天然記念物」、「大きな公園」、様々なキーワードが府中で体験できます。
あなた自身の“非日常体験”を探してみては?


2019年日本ラグビーワールドカップでのラグビー熱で、さらに脚光を集める府中。リーチマイケル主将が所属する「東芝ブレイブルーパス」と「サントリーサンゴリアス」のラグビートップリーグのチームが2つもある街としても有名です。
府中市もラグビーのまち府中というスローガンを掲げ、市内で多くのイベントを開催しています。


その昔、神輿渡御(みこしとぎょ)が深夜に街の明かりを全て消した暗闇の中で行われたことから呼ばれるになった「くらやみ祭り」。
ゴールデンウィークの時期に大國魂神社で行われる例大祭で、東京都指定無形民俗文化財となっています。
期間中は約70万人もの人出で賑わい、5月3日から5日までは500店を超える屋台も出店して朝から晩まで一日中楽しめます。


都内でも混まない花火大会として、知る人ぞ知る花火大会「JRA東京競馬場花火大会」。
市民向けの広報誌のみ告知され、地元の人を中心に親しまれている花火大会です。
開催直前まで公式サイトもオープンしないため、参加したい方はぜひ府中市民の知り合いに聞いてみては!?
そんな穴場的花火大会ながら、当日はスタンドや芝生で大迫力の打上数約3500発の花火を間近に鑑賞できます。


「自治体別住みよさランキング*1」で、国内約1,700市町村内で全国8位となった府中。市内にはグローバル企業の事業所が立地していることもあり、財政力にも恵まれ、公共サービスや公共施設が充実しています。
府中市によれば市民税の負担に対して、市の行政サービスの量は1.9倍となっており、これは100円の税金を納めて190円分のサービスが受けられる計算になります。
納税したお金の倍近いサービスを受けられることになるんです。
*1:三菱UFJ不動産販売株式会社「自治体別住みよさランキング [2019年版]」


大国魂神社の参道として人々が行き交う馬場大門のけやき並木。
国の指定天然記念物として定められ、1994年には読売新聞社選定の「新・日本街路樹100景」のひとつに選ばれています。
府中市民にとって憩いの場であり、府中市のシンボルです。